CAMERA(2000)

Peter Blegvad、Anthony Moore、Dagmar Krause
ネット販売や日本盤では "Slapp Happy" 扱いだが、正式には"Slapp Happy"のメンバーの連名によるアルバム。
どういうことかというと、ピーター脚本、アンソニー音楽担当のイギリスのテレビ用オペラ・ドラマ(1991)の主役がダグマー・クラウゼであり、そこで久々に再開した3人が、スラップ・ハッピーを再結成したという、いわくつきの作品。
で、このアルバムはそのサウンド・トラック?(なので、ボーカルは他の出演者もいる)
しかし、ストーリーの原案はダグマー・クラウゼだそうな・・・ならば、この3人の再結集は確信犯だな(笑)
内容については下記サイト参照
ttp://www.zephyr.dti.ne.jp/~nishis/Dagmar/cameraTV.html
実は、再結成の"Ca va"(1988)や、その後の日本公演"Live in Japan"(2001)は、昔から、買おうか買うまいかふんぎりがつかなかったが、先日の"Acnalbasac Noom"きっかけに買うことにしたのだが、ネット販売で「あれ?スラップ・ハッピーで知らないのがある」と気づいたのがこれだった。
さて、「テレビ用オペラ・ドラマ」ということで、漠然と勝手に「ロック・オペラ」的なものかと想像していたが、堂々たるクラシックだった(汗)
イギリスのオペラについては、あまり把握していないのだが、聴いた感じではプッチーニドビュッシー以降の近代音楽で、現代音楽直前、といったところか。
ダグマーのみミュージカル発声だが、他の歌手はオペラ発声。
スラップ・ハッピー」というだけで買った人は、あてがはずれたという人もいるかも(笑)
オペラも好きでよかった。
しかし、せっかくなら映像のDVDもあればよかったのに・・・・・