ワーグナー「ニーベルングの指環」より「ワルキューレ」第1幕

フルトヴェングラー指揮 RAIローマ放送交響楽団(1953)
ちょうど良く海外からフルトヴェングラーの指環全曲が届いたので、昨日聴いたばかりの「ワルキューレ」第1幕をとりあえず聴いてみる。
アナログ時代は音が悪くて有名だったようだが、CD化のせいか充分鑑賞可能のレベルである。というか、音の悪い分迫力はすごい。
実はアナログ試聴盤作成後、マスターテープが廃棄されたようで、LP起こしなのだそうだ。最近の技術はすごいな。
バイロイトではないからオケがよく聞こえる。意識しなければイタリアのオケであることはまったく気にならない。
ラストのアッチェレランドがきつすぎる感があるが、あとは効果的、ダイナミズムと興奮度に限って言えばクナより上かもしれない。これもすごいな。やっぱり1954年のスタジオ盤が欲しいな。
明日からは「ワルキューレ」第1幕シリーズでクラウスでを聴いてみるかな、で今度はクナのバイロイト盤とか・・・あ、クレンペラーも「ワルキューレ」第1幕だけ残してるんだよな〜聴きたい・・・・これでは先へ進まんではないか(笑)