ワーグナー「神々の黄昏」第3幕途中から

フルトヴェングラー指揮 RAIローマ放送交響楽団(1953)
やはり興奮度はピカ一だが「興奮しろ」と、せかされている感があり、それに冷めてしまうと、夢も覚める、といった構図か。ちなみに、以前「はじめて聴く歌手ばかり」と書いたが、ここではグートルーネをセーナ・ユリナッチが演じており、聞き覚えがある声は、それだけでもうれしい。また、未聴の「ラインの黄金」には、エリザベート・グリュンマーの名が見える。