最近のドラマ

基本的に最近のドラマは見ないのであるが、奥さんが録画していたものを見ているのを横で見ていて、興味をひかれるものはある。
賛否両論だった「Q10」であるが、脚本が木皿泉やっぱり猫が好き すいか セクシーボイスアンドロボ)主演が仮面ライダー電王の佐藤健、脇役陣も豪華で楽しめた。
しかし、後半の興味はSF的にどう決着をつけるのか、であったが、早いうちから私は、前田敦子演じる、未来からやってきたロボット「Q10」が、佐藤健演じる平太の未来の妻に瓜二つである、とう落ちを予想していたが、見事にあたった。
まあ、ある意味、タイムパラドックスの王道ではあるから予想がつく人は多かったであろう。
未来の妻が、若い頃の自分をモデルにしたロボットを過去に送り込む。
ロボットに出会ったから、妻とのきっかけができる。
しかし、妻と結婚しなければ、未来でロボットも作られない。
鶏と卵である。
 
もう一作「SPEC」がある。
奥さんから、その前身とも言える「ケイゾク」の話は聞いていたのだが、こちらもかなり見ごたえがある。しかし視聴率は悪いようで、こういうのが視聴率が悪いのが、日本の文化の退嬰化の象徴のような気がする。
こちらも、最強の敵、時間をあやつる「一(にのまえ)」(神木隆之介)を、いったいどうやって逮捕(もしくは無力化)させるかが問題である。
時間をあやつるといっても、さかのぼるわけではなく、ある瞬間から、自分の外界だけが極端に時間の経過を遅くする事ができるというもので、これを使ったら、よほどの不意打ちでもない限り、何があってもかないっこない。
これも、実はひとつ予想をしているのだが、最終回前なのでここには書かないでおく。