ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」

一応はオペラ・ファンである。ので、聴いた事はなくても、名の通った作曲家の作品のあらすじぐらいは把握しているつもりであったが、先日の「ルクレツィア・ボルジア」(こちら)と同様、ベルカントオペラの雄、ドニゼッティのこのオペラもタイトルは知っていたものの、内容はエア・ポケットだった。
なんと、この「アンナ・ボレーナ」とは、リック・ウェイクマンもテーマとしてとりあげた、かの有名な「ヘンリー8世と6人の妻」の2番目の妻、アン・ブーリンが無実の罪で処刑されるまでの話だったのだ(大汗)
前妻の娘はブラッディ・メアリー、自分の娘はエリザベス1世、親の因縁が子の代までひきずられる。悪いのはヘンリー8世なんだが。
カラスの当たり役だったのに、よほど興味が無かったのだな(汗)
で、アンナが処刑前に歌う「あなたたちは泣いているの?〜私の生まれたあのお城につれていって」というアリアがあるのだが、「埴生の宿」のメロディを拝借していた、ということも今回初めて知った(汗)
カラスが有名だが、せっかくだから先日紹介したゼアーニ(こちら)の音源から