タイガーマスクの話題からプロレスの話

タイガーマスクが訓練を受けた「悪役レスラー養成所:虎の穴」のネーミングの元になった、イギリスの「蛇の穴」こと「ビリー・ライレージム」については、カール・ゴッチビル・ロビンソン、ダイナマイト・キッド等ストロング・スタイルの名レスラーを輩出した事は知っていたが、現在は無くなってしまっていたとは知らなかった。
しかし、さらにびっくりしたのが、ビル・ロビンソンが日本に定住してスネークピット・ジャパン(元UWFによる日本版:蛇の穴)のヘッドコーチを務めているとは知らなかった!
イギリスのレスリング事情は知らないが、ストロング・スタイルはお呼びでないのかなあ。ロビンソンはイギリスでは喰っていけないんだろうか。いや、それは失礼な話だ。レスリングを愛する者の為に、わざわざ日本に来てくれているのだと思おう。
子供のころからへそ曲がりだった私は、主流の日本プロレスよりも、国際プロレスを好んで見ていたような気がする。ビル・ロビンソンのダブルアーム・スープレックスは、今の目で見たらなんちゅうことも無いスープレックスなんだろうが、当時は必殺技中の必殺技で、彼の両手が、相手レスラーの背中で、がっちり組めそうで組めない、はらはらして見守る観衆、上がる声援、そうして、両手を組んだ瞬間、ダブルアーム・スープレックス炸裂!このカタルシスは、リアルタイムで見た者にしか分からないだろう。
ビル・ロビンソンと言えば、スピーディにきれいな弧を描くワンハンド・バックブリーカーも芸術品だったなあ。他の誰のワンハンド・バックブリーカーとも違っていた。
ttp://www.showapuroresu.com/waza/onehand.htm
 
ダブルアーム・スープレックスと言えば、あのカール・ゴッチでさえ危険視した掟破りのシュート・スタイルの鬼、ドイツのローラン・ボックも懐かしいな。あれは危険なダブルアーム・スープレックスだった。調べたら来日はたったの3回!よほど印象が強かったんだろうな。
この写真は懐かしい。かっこいい!
ttp://blogs.yahoo.co.jp/shinnochan1965/937848.html