ワーグナー「パルジファル」

クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1962)
クナの「パルジファル」の全曲を聴くのは久しぶりであるが、ワーグナーも随分聴いてきたし、レヴァインの映像も見たので、やっとこのオペラの良さや、クナならではの素晴らしさも、だんだんにわかってきたように思う。
しかし、やはり聴き比べは必要である。
クナの「パルジファル」は、オフィシャルのこの1962年盤と1951年盤を含めて12種類ある(汗)
とても全部は揃えられないし、クナばかりではかえってクナの良さを見逃す(聴き逃す)可能性もある。
とりあえず、1951年盤は入手済み、また近年発掘された1959年盤を、前日の東京訪問のおりに偶然入手した(娘中心の日程ながらも、30分ほどCD屋による機会があった)
あとは「音は悪いが、演奏としては一番面白い」という評価もある1954年盤を始め、徐々に買いそろえるかもしれない。
他の指揮者は、以前入手できなかったクラウス盤等、クナと全く違う方法論のものを何種類か検討中である。
また、ヴァルナイがクンドリーを歌うスティードリー盤があるが、これは個人的には必携。