ヘンデル「メサイア」

ソマリー指揮 イギリス室内管弦楽団(1970)
「ユダス・マカベウス」と「ソロモン」が同じ指揮者のソマリーだったので、なんとなく、せっかくだから同じ指揮者で「メサイア」を聴こうと思ってお安い輸入盤を注文してから気づく。
え?ソプラノがマーガレット・プライス?メゾがイヴォンヌ・ミントン?なんで、こんなに豪華なの?現在、ソマリー指揮のヘンデルが廉価BOXに編入されたりしているのを知っていたので、なんとなく、あまりメジャーでない古楽器指揮者なのかと思っていたら、けっこうこの「メサイア」は名盤らしい(大汗)ソマリーさん、ごめんなさい。
調べたらマーガレット・プライスもイヴォンヌ・ミントンも若い頃はイギリスで活動して、その後世界に羽ばたいたらしい。
ならば、この録音は、メジャーになる寸前の若々しい2大スター歌手の貴重な録音と言う事になる!
ちなみに、日本では、エヴァンゲリオンで使用されたクラシックという「エヴァンゲリオン・クラシック」シリーズの1枚として発売されてしまっているようだ。
「ユダス・マカベウス」と「ソロモン」も、この「メサイア」も、比較的明るい曲である。
バッハの「マタイ受難曲」のように、暗いテーマだとヘンデルはどうなんだろう、と興味が湧く。
と、思ったら、例のブックオフで「ブロッケス受難曲」(ブロッケスとは作詞家の名前のようだ)と「ヨハネ受難曲」のBOXを見つけてしまった。うまく出来ているものだ。
ちなみにヘンデルの「ヨハネ受難曲」はネット上の情報が無い。(続く)