ワーグナーの「パルジファル」について

毎日せっせと「パルジファル」を聴く日々であるが、1日1時間ぐらいしか時間が取れないので、全部聴くのに1週間がかりである。
しかし、以前、「パルジファル」について「ワーグナー最後の壁」でワーグナー・サイクルを終えると書いた事があったが(こちら
「最後の壁」どころか、聴いているうちに、我が最愛の作曲家、ブルックナーの次にくるのではないか、と思うほどに気に入ってしまった。
ブルックナーは神への捧げものとして交響曲を書いたが、あまりにも世俗的なワーグナーが、その境地に近付いたのが「パルジファル」なのではないか。
これは、聴きたい音源を全部揃えるまでは終わらんぞ(笑)そうしたら、やっとブルックナーに帰れるな。