ドニゼッティ「愛の妙薬」

ワルベルク指揮  ミュンヘン放送管弦楽団(1981)
アディーナ:ルチア・ポップ
ネモリーノ:ペテル・ドヴォルスキー
ベルコーレ:ベルント・ヴァイクル
ドゥルカマーラ:エフゲニー・ネステレンコ
というわけで、イタリアオペラ(ブッファ)サイクルが始まった(笑)
以前書いた(こちら)「愛の妙薬」にポップがあったので迷わず購入。
お気付きの方もいるかと思うが、指揮者、オケ、歌手、オール・非イタリア・メンバーである。
今回知ったのだが、ワルベルクとミュンヘン放送管弦楽団の組み合わせて、1960年代後半から1980年代前半にかけて、非イタリア・メンバーによるイタオペ・シリーズが録音されているのだ。そして、上記の歌手陣は、そのほぼレギュラーメンバーである。
ということは、まだまだポップが聴ける(爆)
本当は最初に聴くのは、ちゃんとイタリア人の演奏のほうが良いのだとは思うが、ネット上では、本場イタリアと雰囲気は違うが悪くない、との評判だし、この豪華メンバー(かつオペラを聴き始めの頃にお馴染みだった)でイタオペが聴けるのだから、もう個人的にはこれでOKである(笑)
しかし、なんとまあ楽しくて気持ちのいい音楽である事か。私は大昔ロッシーニの「セビリアの理髪師」がぴんと来なかったせいなのか、ヴェルディより前のイタオペは最初から聴く気がおきなかったのだが、随分損をしてきたものだ。
知ってる曲があった。「人知れぬ涙」(ひそやかな涙が)
ようつべで、あんまりいっぱいあるので選べないので、ベタだがパヴァロッティで。