"ICON" ルチア・ポップ EMI録音集 CD1 CD2

先日書いた(こちらルチア・ポップのボックスをやっと入手した。
記念すべきレコード・デビューのクレンペラーとの「魔笛」の1964年から1987年までの録音から編まれている。(それ以降はRCA音源(こちら))
CD1は
ヘンデルのオペラアリア(1967)
ヘンデルの「メサイア」(1984)より
モーツァルトの名曲「エクスルターテ・ユビラーテ」等の宗教曲(1967)
ロッシーニの「小ミサ・ソレムニス」(1984)より
こんな事を言ってはなんだが、1980年代の深みの出た声も良いのだが、やはり20代の若々しい声の魅力にはかなわない気がする。私がリアルで聴いてファンになってしまったクライバーとの「ばらの騎士」(1979)ベームとのフィガロ(1980)は、声が若々しさを保っていた最後の時期だったのだな。
CD2は、スラトキン指揮ミュンヘン放送管弦楽団とのアリア集(1983)から全曲が収録され、これが既に持っているもの(こちら)ただし、もっていたものは2006年、今回買ったのは2008に年デジタル・リマスターされている。聞き比べたら2006年盤は若干エコーがきつく、声や楽器がぼやける印象があるので、今回買ったほうをこれからは聴くかな。
あとは、クレンペラーとの「魔笛」(1964)全曲盤から(夜の女王)
クリップスとの「後宮からの誘拐」(1966)全曲盤から
ハイティンクとの「魔笛」(1981)全曲盤から(パミーナ)
クレンペラー皇帝ティートの慈悲」(1983)全曲盤から
1,2曲づつ収録。