ガソリン不足と警察の対応

一昨日の話である。
出勤の時、家を出てしばらくして右折しなければならない。その先には橋がある。
その右折がなかなかできない。その日は早朝に雪が降ったので、まあいつもの雪の渋滞かな、と思ったが30分経っても右折できない。
やっと右折して橋に差し掛かったあたりで事情がわかった。橋を渡った後左折した先にガソリンスタンドがあるのだ。現在、どこからか「どこそこでは明日の朝4時から給油できるらしい」等という話が伝わると、早朝から皆並んで、そこかしこで大渋滞が起きている。その橋も、給油待ちの車が溢れてきていて、まったく微動だにしなかったわけだ。
気づいた車が順次反対車線へ逃れて直進するようにして、すこしづつ車が進んでいた。そこを抜けたらあっという間に会社についたが、いつもより3倍時間がかかり、遅刻寸前だった。
もう自宅待機だから、そんな心配はないんだが。
奥さん情報によると、そういう有様を見かねた人が警察に電話したところ「スタンドの人が対処する問題なので口は出せない」と言われたとの事。
ガソリン不足はスタンドのせいではない。
この非常時に警察は何を言っているのだ。