Handel operas 22CD(ヘンデル・オペラ・コレクション)

ヘンデルも、オラトリオは聴いて、いよいよオペラが待ちきれなくなってきて、有名どころからぽつぽつ揃えなければならないのかなあ、と思っていたら、またまた廉価BOXがあった(中古でさらに安い)
収録曲は以下の通り。
リナルド マルゴワール指揮(1977)
ジュリアス・シーザー ルーデル指揮(1967)
タメルラーノ マルゴワール指揮(1983)
ロデリンダ シュナイダー指揮(1990)
アレッサンドロ クイケン指揮(1984)
ロタリオ カーティス指揮(2003)
パルテノーペ クイケン指揮(1979)
セルセ マルゴワール指揮(1979)

廉価の輸入盤だから対訳は勿論ないし、とりあえずあらすじを知っておこうと思っていろいろ調べるのだけれど、ハッセと同じくなんかごちゃごちゃしてわかりづらく頭に入ってこない。
しかし、実は当時のイギリスのオペラの観客は、イギリスもドイツもクラシック後進国だったがゆえに、わざわざ自国語ではないイタリア語のオペラを、いわばステータスとして(内容もわからずに)喜んで聴いていた、という話を読んだ。オペラの後に、英語の寸劇で「今回のオペラの内容はざっとこんな感じでした」というサービスもあったらしい。
なので、ハッセと同様ストーリーはあまり気にしないで、音楽の美しさと歌手の技巧を聴けば、とりあえずはいいのだ、と思ったら、少し気が楽になった。