ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」

マリア・ジュリーニ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(1956)
ロジーナ:マリア・カラス
アルマヴィーヴァ伯爵:ルイージ・アルヴァ
フィガロ:ティト・ゴッビ
バルトロ:メルキオッレ・ルイーゼ
バジーリオ:ニコラ・ロッシ=レメーニ

BOXの「セヴィリアの理髪師」は既に聴いているのだが(こちら)そこでも触れたように、ジュリーニ盤がすごいらしい、ということで買ってしまう。
音はかなり悪いし、ライブならではの演奏のキズが満載ではあるが、ライブの熱気と躍動感がそれらを補って余りある。カラスも絶好調。うーん、これなら「セヴィリア〜」も悪くないな。
だからと言って、先日のスタジオ盤の価値が下がるわけではない。録音の目的も状況も違うのだから。