カリスタの石

カリスタの石
マリオン・ジマー・ブラッドリー
ダーコーヴァ年代記第8作
解説にもあるとおり、ダーコーヴァの大団円とはじまりを書いた後のこれからの作品群は、ブラッドリーがその上がった作家としての腕前で取り組み始めたダーコーヴァ第2シリーズといっていいだろう。
とうわけで、パターン的にも以前の作品にあったものばかりだが、それを総合して改めてダーコーヴァの世界を深く語り始めた、という感じ、超能力についても同様で、それは同時に人間性や男女間の愛についての追及でもある。