クレンペラーの「合唱付」

ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付」
クレンペラー指揮 ケルン放送交響楽団(1958)
マリア・シュターダー(s)
グレース・ホフマン(ms)
ヴァルデマール・クメント(t)
ハンス・ホッター(bs)
例の発掘音源BOXである。
第2楽章スケルツォがけっこう遅いが不自然ではない。
第3楽章は逆に速いが、これも不自然ではない。
ホグウッド程ではないが(こちら)ホグウッドの30年も前に、この速いテンポの解釈があったのはちょっと驚きである。クレンペラー恐るべし。
ソリストも豪華である。ホッターの第9は初めてであるが、まるでヴォータンが歌っているようだ(笑)
これもほぼ文句のつけようのない演奏。