シベリウス交響曲第4番

シベリウス交響曲第4番
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団
なぜ買ったのかはわからないが、シベリウスの交響曲で、この曲だけバルビローリ指揮のものをもっている。
病により死を意識した頃の曲ということで、買った当初は、なんかひたすらに渋く暗くて、ぴんと来なかった記憶がある。
今回は、ヴァンスカの心に染みいる演奏で、大分理解は進んだ。世間の不評に反してシベリウスは自信作とみなしていたようだから、聴きこんでいくと真価がわかるかもしれない。
たぶん、盛り上がりそうな所で盛り上がらない、終わりそうもないところで突然終わる、等聴き手をはぐらかす感じが、不評の一因かもしれないが、面白いと言えば面白い。