シベリウス box 残りとオペラについて

シベリウス box 残りとオペラについて
シベリウス box の主な管弦楽曲は、これで聴き終った。
あとは、残りの管弦楽曲(歌付きやらチェロフィーチャーやら)、室内楽、ピアノ曲、合唱曲、歌曲となる。基本的に感想は書かないが、聴いてみて書こうという気になったら書く。
シベリウスは若い頃、ワーグナーのようにオペラの作曲を志向していて「カレワラ」のオペラ化に取り組んだりした。しかし、自分の才能がオペラより交響詩に向いていると思って、その時書いた材料を使って交響詩の傑作を書いた。
しかし、独唱、合唱付きの「クレルヴォ」といい、劇付随音楽の素晴らしさと言い、また、合唱曲と歌曲は若いころからかなり書いているところから、オペラの才能が無い、というのも考えにくい。
「カレワラ」をオペラ化していたら、どんなに現代人を楽しませたことだろう。