リヴィング・ステレオ・60CDコレクション

リヴィング・ステレオ・60CDコレクション
以前、世界文化社の「世界の名曲」シリーズ について書いた事があったが
http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20070405
この音源が、すべてではないが、ライナー、ミュンシュ等、このリヴィング・ステレオから収録されていたようだ。
なので、2年前にオリジナルジャケットボックスという触れ込みで出た時は、かなり悩んだが値段的にあきらめた。今回ヨーロッパより廉価ジャケットでさらにお安くなったということで、思い切って予約注文する事にした。
曲目を見てみると、当時のアメリカの家庭向けに、よりクラシックに親しみを持ってもらおう、という意図なのだろうか、キャッチャーな選曲で、高級イージー・リスニングとして聴ける内容だ。
例えば、ベートーヴェンの交響曲など、第5「運命」第6「田園」のみで第9が無い。
また、モーツアルトも交響曲がゼロ、ブラームスは協奏曲はあるものの、交響曲はゼロ。
ブルックナーはかけらも無い(笑)マーラーは4番と「大地の歌」があるが。まあ、ブルックナーがドイツ以外で一般的になったのは、ヨッフムの全集以降かもしれないから、しょうがないか。
しかし、その分個人的には今まであえて買ってこなかった曲が大量に聴けるのはありがたい。
また、オペラもあり、ヴェルディが「椿姫」(モッフォ、タッカー)プッチーニが「ラ・ボエーム」(モッフォ、タッカー)「蝶々夫人」(L・プライス、タッカー)「トゥーランドット」(ニルソン、ビョルリング、テバルディ)で、プライス、モッフォ共に若き日の頃なので楽しみだし「トゥーランドット」はニルソンで1枚欲しかったのを、結局買わずに来てしまったので、これも導きか(笑)
本来ならもう届く頃なのだが、発売延期とのこと(涙)