蛇、もっとも禍し(1996 邦訳:2009)

ピーター・トレメイン
「修道女フィデルマ・シリーズ」の邦訳第4弾であり、シリーズ第4作
ある修道院の飲料水をくみ上げる泉から、若い女性の首なし死体が、調査に向かうフィデルマは船旅の途中、無人の大型漂流船に遭遇するが、その船上で彼女が発見したものは、このシリーズのワトソン役である親友エイダルフ修道士に、彼女が贈った祈祷書だった・・・・
このシリーズ、犯人の意外性が凄いと書いてきたが、この作品は、さらに上記の導入部からの展開の意外性が凄い。今までの作品も面白かったが、これはさらに凄い事になった。
ちなみにフィデルマとエイダルフとの間には、無意識の恋愛感情が見られる。ウィキペディアによるとフィデルマは結婚するようだが(当時のキリスト教の修道士、修道女に結婚の禁止事項はない)相手はエイダルフなんだろうか・・・・?気になる〜・・・・!
楽しみに取っておこうかとも思ったが我慢できずに海外ウィキペディアで調べみた(笑)
ここからは、「修道女フィデルマ・シリーズ」のファンの方で、この先の展開を知りたくない人は読まないでください。
 
 
 

フィデルマはエイダルフと結婚して、子供もできる!!!
結婚後のふたりの感じも楽しみだが、この邦訳のペースからすると、だいぶ先の話らしい。
 
 
 
ネタバレは以上(笑)