「悪魔の舌」村山槐多

「日本怪奇小説傑作集1」に収録されている作品である。
22歳で夭折した、画家であり詩人の村山槐多は、江戸川乱歩の2歳下であるが、この作品は乱歩の「二銭銅貨」以前に発表されている。
現代の目から見れば、この程度のグロさは大したことは無いのかもしれないが、時代を考えるとかなり凄まじい物を感じる。文学史上的には常識なんだろうが、寡聞にして初めて知った(汗)が、いい収穫だ。
でも、こうやって年をとってからでも、新しい発見があって幸せだな。
ちなみに、ネットで全文が読めるので、興味のある方は検索してみてください。