吸血鬼ドラキュラ

ブラム・ストーカー
というわけで(こちら)久々に読んでみた。
思い起こせば、子供のころ初めて読んだ時は、この登場人物による日記や手紙、新聞記事等のみで構成されているという形式が初めてだったので、その効果を含めて随分驚いたものだ。勿論、ストーカーより前にこの形式はあったのだけれど。
そういえばスティーヴン・キングの「キャリー」もこの形式だったかな。直接的に書くよりも、ワンクッションあったほうが、よりホラー度が増すのは不思議である。
あ、「アンの幸福」も大半が手紙だ。
ネット情報によると「吸血鬼」つまり「生血を吸う」は、アイルランドが他国の支配により受けた差別、搾取の象徴だとか・・・・・うーん、意味深い。