ヴァンスカの「田園」「合唱付」

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
ヴァンスカ指揮 ミネソタ管弦楽団(2007)
こちらも裏メロや伴奏の強調で、まるで初めて聴く曲のように新鮮だ。この曲はそんなに好んで聴く曲ではないのだが、久々にわくわくして聴いてしまった。

 

ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付」
ヴァンスカ指揮 ミネソタ管弦楽団(2006)
ヴァンスカにしては(って失礼だが)シャキシャキした演奏である、が、やはり押しつけがましさは無い。
ヴァイオリン両翼配置なので、第1楽章提示部終わりの掛け合いが、ちゃんと楽しめる。何回も書いているが、古典派以前の作曲家は両翼配置を前提に作曲しているのだから、やはり両翼配置で演奏するべきである。
また、木管がはっきりと前面に押し出されているのがやはり新鮮である。