シベリウス 交響曲第1番について

シベリウス 交響曲第1番について
シベ1は、どんな演奏をしてもそこそこ聴ける演奏になる。それはやはり、ロマン派としての枠組みからあまり逸脱していないせいかと思われる。(第1楽章の教科書通りのような序奏は、個人的にはイタタで不要と思われるが)
鮮烈な魅力にあふれているのが、ベルグルンドのヨーロッパ室内管盤、真摯な魅力にあふれているのが、ロジェストヴェンスキー盤とアブラヴァネル盤、抜群の推進力で新鮮な魅力にあふれているのがヴァンスカ盤、といったところか。