松本零士の「ニーベルングの指環」

松本零士の「ニーベルングの指環
以前触れたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/06/05
どうしても読む気になれなかったが、長いお盆休みということでやっと読んでみる。
ラインの黄金」で「ニーベルングの指環」は実は太古の宇宙に起きた出来事であって、再び封印が解かれた、という流れで、これは面白いかも、と思った。
しかし「ワルキューレ」では松本零士オールスター・キャストによる彼らの前史(つまりこの後に、今まで書かれてきたハーロック、トチロー、エメラルダス、メーテルの活躍がある)という様相を呈してきて(これは作者自身の言葉)松本零士やそのキャラに特に思い入れがあるわけではない私としては(松本零士独特のヒロイズムも肌に合わんし)「ジークフリート」冒頭でギブアップしてしまった。まあ、ファンにはたまらん展開なんだろうな。