ライナーのドビュッシー「海」

ドビュッシー  交響詩「海」
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団(1960)
先日「海」の感想の時、リヴィング・ステレオのミュンシュ盤については触れたのだが、ライナー盤があったのを見落としていた!(汗)
ライナーのことだから、ドビュッシーといえども鋭角的な鋭い切り込みの演奏か、と思いきや、ちゃんとやわらかい演奏なのが、肩透かしと言えば肩すかし。ゆっくり目のテンポのじっくりとした演奏だが、その分この曲の本来持っている躍動感は若干犠牲になっているか。