ストラヴィンスキー バレエ音楽「プルチネッラ」

ストラヴィンスキー バレエ音楽「プルチネッラ」
リッカルド・シャイー指揮 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団(1992)
ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1965)
組曲版 ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1965)
声楽付きのバレエ音楽で、この曲から、ストラヴィンスキーは「新古典派」の時代に入る。
最初は、あまりにも見事なバロック音楽になっているのでびっくりしたが、実は素材がペルゴレージを始めとする既存の18世紀音楽とのこと。しかし、20の短い部分による構成力は見事の一言。組曲版は声楽抜きの曲をまとめたもの。
ストラヴィンスキー指揮は大オーケストラによるやわらかな演奏、シャイーのほうが鋭角的な分、バロック音楽の雰囲気はこちらの方がある。