森田崇「アバンチュリエ」

森田崇アバンチュリエ
タイトルからはわかりづらいが、ルパンの漫画化である。2011年~2013年分が全5巻で講談社から、続編が小学館から2巻まで刊行中(こちらはまだ未読)
講談社分が(邦訳によっていろいろタイトルがついているが)第1短編集「怪盗紳士ルパン」のほとんどの作品と、第2短編集「ルパンの告白」から「赤い絹のスカーフ」中編集「ルパン対ホームズ」より「金髪の婦人」
小学館分が「ルパンの冒険」中編集「ルパン対ホームズ」より「ユダヤのランプ」
絵柄は好みが分かれるところだが(「八点鐘」を漫画化したJETのほうが個人的にはしっくりくる)ほぼ原作通りなのが好感が持てる。
漫画化ならではの改変(?)が乳母であるビクトワールが(原作よりは)若く美しいルパンの片腕であること(笑)
現在連載中なのが「奇巌城」ということなので、これも楽しみ。しかし、このままシリーズ全部漫画化するつもりだろうか。先は長いぞ、大丈夫か?