ラフマニノフ ピアノ協奏曲第4番

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第4番
ラフマニノフ(p)オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団(1941)
ミケランジェリ(p)グラチス指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1957)
両方ともラフマニノフBOXで、ここからラフマニノフが革命のあったロシアを離れてからの作品になる。
コンサート・ピアニストとして多忙な日々を送ることとのなるラフマニノフは、作曲のペースが極端に落ちたそうだが、故郷を離れたことによってモチベーションが下がった、というのがもっぱらの見方。
なので、一般的に評判はよろしくないのだが、個人的には2,3番のようなベタベタな甘ったるさが無い分、大変好感を持った。第1楽章のアプローチもけっこう珍しくて新鮮だ。