ショスタコーヴィチについて

ショスタコーヴィチについて
ショスタコーヴィチについては、以前こんな事を書いた。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/03/26/050023
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2007/09/04
私はショスタコーヴィチに対して、やはり「ショスタコーヴィチの証言」の影響が強いので「ソ連に虐げられて自由に作曲できなかった作曲家」というイメージを長らく持っていた。
しかし、実は「共産主義=進歩的」という政府側の図式から、初期のソ連では前衛的なクラシックが奨励されていた事、また、若き日のショスタコーヴィチは、ソ連の掲げる理想に賛同していた事、を最近知った。
なのでプラウダ批判を受けるオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」以前は、かなり自由に前衛的20世紀音楽を書いていた事になる。そこら辺を踏まえて、これからショスタコーヴィチを聴いてゆく。