ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番

ショスタコーヴィチ  ピアノ協奏曲第1番
パーヴォ・ベルグルンド指揮  ボーンマス交響楽団(1975)
クリスティナ・オルティス(pf)
クリュイタンス指揮  フランス国立放送管弦楽団(1958)
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(pf)
自作からの引用と他の作曲家のパロディに満ちた曲とのことで、それが最初のピアノ協奏曲でいいのか?ショスタコーヴィチ(笑)
しかし、そういう曲なので、それなりに感動的な部分もあるし「ああ、あるあるこんな感じ」といった楽しみ方もできる。
シベリウスの時にさんざんお世話になった(笑)ベルグルンドの演奏はピアノも含めて真摯なもの。
ショスタコーヴィチは作曲家になるかピアニストになるか悩んだとの事で、この演奏を聴くと、なるほどなと思えるほど、他のピアニストに比しでも遜色のない演奏で、パロディとしてのシニカルさは、さすがに本人の演奏の方が明確だ。