アンダーソン,ブラッフォード,ウェイクマン&ハウ

アンダーソン,ブラッフォード,ウェイクマン&ハウ「閃光」(1989)
アンダーソン,ブラッフォード,ウェイクマン&ハウは、最初このスタジオ盤は興味が無く、1993年に発表されたライブ「イエス・ミュージックの夜」が出た時、ほぼ黄金期のメンバーによる「危機」等の演奏に興味を持って買ったのだが、このスタジオ盤の曲も思いのほか良かったので、後追いで買っていた。今回イエスを順に聴いてきたので、久々に聴いてみる。
勿論黄金期そのままではなく、その後の時代の流れを取り入れたサウンドにはなっているのだが、このアルバムが聴いていて気持ちいいのは、彼らに迷いが無いからだと思う。そういう目で(耳で)今までのイエスのアルバムを思い出してみると「リレイヤー」以降は常にどこかに迷いがあったような気がする。