リヴィング・ステレオBOXの「トゥーランドット」

プッチーニ  「トゥーランドット
ラインスドルフ指揮 ローマ歌劇場管弦楽団(1958)
トゥーランドットビルギット・ニルソン
リュー:レナータ・テバルディ
ティムール:ジョルジョ・トッツィ
カラフ:ユッシ・ビョルリンク
アルトゥム:アレシオ・デ・パオリス
ピン:マリオ・セレーニ
パン:ピエロ・デ・パルマ
ポン:トマーソ・フラスカーティ

オペラが続いたので、せっかくなので、未聴だったリヴィング・ステレオBOXのオペラを聴くことにする。
トゥーランドット」は映像を含めて何枚か持っているが、かのビルギット・ニルソンも聴いては見たいと思ったので、この録音は助かる。
さて、指揮者を含めて主役3人が非イタリア、という事だから、というわけでもあるまいが、イタオペ的愉悦に欠ける演奏で、いかにもアメリカの家庭向けの演奏なのかもしれないが、いろいろと疑問は残る。
ビルギット・ニルソンは、まあ、この人の「トゥーランドット」はこんな感じなんだろうな、という以上でも以下でもない。テバルディは元々好きではないし、まあビョルリンクだけが良かったが「誰も寝てはならぬ」がテンポが遅くて興ざめだ。