メンデルスゾーン 交響曲第4番 「イタリア」

メンデルスゾーン 交響曲第4番 イ長調「イタリア」
サヴァリッシュ指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
トスカニーニ指揮 NBC交響楽団
ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団
メンデルスゾーンが21歳の時に行ったイタリア旅行から着想を得て2年越しに完成させた作品。
今さらであるが、交響曲として実によく出来ている。知らなかったとはいえ、なんでこんなにいい曲を今まで聴いてこなかったか。けだし傑作である。
さて「宗教改革」同様三者三様に素晴らしい演奏である。
最もストレートなのがサヴァリッシュで、最ものびやかで抒情的なのがミュンシュであるが、トスカニーニは、激しさと抒情性を併せ持つ、というトスカニーニにしてもちょっと珍しい演奏である。名演と言われるのもむべなるかな。