フルトヴェングラーRIASBOXのワーグナーその2

ワーグナー  「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死
フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1954)
フルトヴェングラーRIASBOXである。
フルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ」は1952年のオフィシャル録音が有名である。EMIのフルトヴェングラーワーグナー管弦楽曲集の「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死は、このオフィシャル盤から抜き出してあったりする。
その2年後であるこの演奏は、驚くほど1952年盤に似ている。こちらがややドイツ的陰影が深いのと「愛の死」がソプラノ無し、であることぐらいしか差が無いのではないか。ゆえに両方とも名演であるが、できれば1952年盤とは違う演奏を聴きたかった。

他に1938年BPO 1942年BPO 1954年BPO(今回の約1カ月後のイタリア・ライブ)があるようだが、いずれは聴いてみたいものだ。