大魔神

大魔神(1966)
デアゴスティーニ大映特撮映画である。
ガメラ対バルゴン」と併映だったというから、映画館で見ているはずだし、その後テレビでも見た記憶があるが、大魔神が出てくるまでの経緯をほとんど覚えていなかった。
さすがに大魔神が出てきてからは覚えている、というのは、やはり子供にとってはそっちしか印象に残ってなかった、ということだろう。
戦国時代という設定だが、時代考証的にはかなりゆるいし、南国風の火の踊りなんかも出てきて時代を感じさせる。この後の第2作、第3作は4ヶ月のインターバルで上映され、全3作の公開が同じ1966年というのも、今となっては驚異的である。
しかし、大魔神の顔が変わる様は、お笑いや漫画、アニメのネタになったりしたぐらいだから、特定世代にとっては忘れられない映画である。