トスカニーニのモーツァルト「ハフナー」

モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」
トスカニーニ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック(1929)
トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1946)
シューリヒトのモーツァルトを聴いたので、この機会を逃すといつになるかわからないので、トスカニーニモーツァルトを聴く。
1929年盤は、第1楽章が始まってすぐにテンポがぐっと落ちてびっくり、アンダンテもアダージョ並みに遅いしメヌエットものっそりと重い。随所にロマン派的テンポの変化がみられる。トスカニーニもこんな指揮をした時代があったのか、と興味深い演奏。
1946年盤は、メヌエットが若干遅いものの、ほぼトスカニーニのイメージ通りの演奏。