ハイドン 交響曲第40番~第42番

ハイドン
交響曲第40番
交響曲第41番
交響曲第42番
フィッシャー指揮 オーストリアハンガリーハイドン管弦楽団(1991 1994 1995)
40番は、全体に優美な曲だが、なんとフィナーレがまるごとフーガである!
41番は、特異な音型を使うなど、工夫が随所にみられるが、その工夫が必ずしも効果に結び付いていない感がある。
ハイドン交響曲は15分程度、長くてもせいぜい20分であったが、この42番にいたってとうとう25分を越えた。その分意欲作ではあるが、その長さに未だ内容が追い付いていない感がある。
41番、42番共に過渡期の作品と捉えるべきかもしれない。(シュトゥルム・ウント・ドラング期の作品)


40番のフィナーレ