「剣客商売」の三冬

剣客商売」の三冬
三冬目当てで「剣客商売」を読んでいるのだが・・・・
これは、昭和の男目線で書かれた時代小説である。それはわかっているのだが。
男には目もくれぬ、剣一筋の女剣士三冬が、徐々に恋愛や性(意識として)に目覚めていくさまが、現在のフェミニズム的視点から見ると若干違和感がある。
それは、しょうがないのだ。この時代に書かれているのだから。
漫画の大島やすいち版は、さすがに現在連載中だけあって、そこら辺を現代風にカモフラージュしてあってうまい。
さいとうたかを版も1作だけ目にする機会があったが、昭和の男目線がさらに下卑ていて、さらに不快(笑)