バッハ ミサ曲 ロ短調 について

バッハ ミサ曲 ロ短調 について
バッハの「マタイ受難曲」は、けっこうはまった時期があって、CDもいろいろ持っているのだが、バッハのもう一つの宗教音楽の傑作である「ミサ曲 ロ短調」が、聴かず嫌いなのか今までまったく食指が動かなかった。
で、そういえばどんな曲かも知らないのはまずいよな、と思い、例の「ベスト・バッハ100」なるCDを調べたら、数曲収録されていた。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20110303/1299100442
で、それを聴いてみたら、パレストリーナもまっ青な対位法の嵐である。対位法好きの身としてみれば、ありゃりゃ、これは今まで聴かなくて失敗したな、という感じ。
で、改めて何かを買おうとなったが、やはりへそ曲がりなので(笑)リヒター盤を避けて、まず古楽器以外のくくりでマタイも良かったクレンペラー盤、古楽器では合唱に定評のあるヘレヴェッヘ盤3種のうち、もっとも評判の良い1996年盤を購入する事にした。しかし・・・いつ聴くのだ(笑)
ちなみにマタイは
「古今の宗教音楽の最高峰のひとつとされ(ウィキペディア)」
ミサ曲ロ短調
「バッハ合唱曲の最高傑作(ウィキペディア)」
ということなので(私はミサ曲ロ短調は数曲聞いた限りだが)マタイはドラマティックな宗教音楽、ミサ曲ロ短調は対位法を駆使した合唱曲であって同列に語るべきではないのだろう。