ワーグナーの交響曲等の話題

ワーグナー交響曲等の話題
ネット上で
「部屋を薄暗くして、クラシックを聴きながら食事をする趣味で、彼女にひかれた」
という人がいたのだが。
何を聴いているか、で「ワーグナー交響曲」とあったので「????これはクラシック素人の「釣り」か?」と最初は思った。
ワーグナーがオペラを書く前に、ベートーヴェンにあこがれて交響曲作曲家を目指した事は有名な話で、交響曲を1曲書いているのだが、オペラに比してワーグナー交響曲は、けっして評価が高いわけでもなく、録音もそんなにない。
交響曲なら、他の作曲家のものがいくらでもあるし、ワーグナーならまずオペラなのに、わざわざワーグナー交響曲って書くのは「ワーグナーって書くとなんか玄人っぽいので、ワーグナー交響曲って書いておけば、それっぽくなるんじゃないか」っていう素人が書いたのかと思ってしまったわけだ。
しかし、次に「コロンブス序曲」と来た。この曲もレアで、ワーグナーの管弦楽のCDを買っても、まず収録される事がない、「舞台劇」のための序曲である。
さすがに、そこまで調べて「釣る」ことはあるまい。という事で、わざわざ、他の交響曲でもなく、ワーグナーもオペラではなく、交響曲コロンブス序曲を好んで聴く人がいるのだ、と納得した次第。
ワーグナーのオペラをさんざん聴いていた時に、交響曲も聴こうとおもったのだが、ちょうどいい録音が見つからずに断念していた。
今回この記事を見かけたきっかけで再度調べたら、廉価で良さげな録音がみつかったし「コロンブス序曲」収録のものも廉価で見つかったので、この際だから聴いてみるつもり。