シューリヒトのプラハ(1964 ザルツブルク音楽祭)

モーツァルト 交響曲第38番「プラハ
シューリヒト指揮  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1964 ザルツブルク音楽祭
先日のブル7と同日のザルツブルク音楽祭ライブである。
どりあえずシューリヒトのプラハをまとめると以下のようになる。(これですべて)
1.シュトゥットガルト放送交響楽団(1956)
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20081021/p2
2. ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1960 ザルツブルク音楽祭
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/10/20/043955
3.パリ音楽院管弦楽団(1963 オフィシャル)
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2008/10/20
4.ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1964 ザルツブルク音楽祭)今回

今回のベルリン・フィル盤は、テンポの遅い部分(第1楽章序奏部、第2楽章アンダンテ)と速い部分(第1楽章主部、第3楽章)の速度差が最も大きい演奏である。
遅い部分はアダージョ並みの遅さ、かつロマン派のように濃い表情付けになっていて、面白い事は面白いが、どうせなら、速い部分も、このぐらい遅くて濃い表情付けなら、バランスがとれたユニークな演奏になったのに、等と思う。