ヤングのブルックナー 交響曲ヘ短調

シモーネ・ヤング指揮 ハンブルクフィルハーモニー管弦楽団(2013)
00番とも呼ばれるヘ短調交響曲であるが、先日のブル6より前に発売されていて
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/09/03
注文はしていたのだが、入荷待ちとのことで長らく待たされた。半分あきらめていたが入手できてよかった。
今までの記事はこちら
インバル盤
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2008/03/25
ティントナー盤
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2009/01/07
その他
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2012/12/11

第1楽章、第2楽章が、速めのきびきびした演奏。以前この曲を「愛らしい」とか「チャーミング」とか表現したが、速めのテンポだとせわしなくなってしまい、このチャーミングさが失われてしまう。
第3楽章、第4楽章は適正なテンポだし、いつもの真摯で抒情的なヤング節なので、実に惜しい。
しかし、以前にも書いたがこの曲は圧倒的に録音が少ないので、他でもないヤングで新しい録音が増えたことを素直に喜びたいと思う。