モンゴメリ「エミリーの求めるもの」

モンゴメリ「エミリーの求めるもの」
結末はなんとなく想像できていたが、ちゃんとそこに収まるか、かなりやきもきする展開。
しかし、こうやって納まるところに納まってみると、さんざん不快であると書いた前2巻も、モンゴメリの思う壺の伏線であるということで許せてしまう。
ちなみに、主人公の初めての本に対する、世間の的外れな書評の数々は、実際にモンゴメリが「赤毛のアン」でうけた書評であろう。興味深い。

さて、モンゴメリの残りの作品も入手したのだが「エミリー・シリーズ」が予想と違ったので、ちょっとモンゴメリ疲れ(笑)のような感じで、読み始めたが先に進んでいかない。これはいったん休憩をはさんだほうがいいかもしれない。