コンヴィチュニーのシューマン 交響曲第3番「ライン」(と全集のまとめ)

シューマン  交響曲第3番「ライン」
コンヴィチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1960 1961)
こちらも2番同様、絶妙の遅さである。アダージョは逆に速くて、最も速い楽章と最も遅い楽章の差が、最も少ない演奏であろう。アレグロであるとか、アダージョであるとか、そういう事を超越した演奏なのかもしれない。

さてコンヴィチュニーによるシューマン交響曲を全曲聴いたわけだが、一般的にお勧めできる全集ではないかもしれない。しかし、何か一組シューマン交響曲全集を持っている人がいたら、是非このコンヴィチュニーの全集を聴いてほしい。絶対に後悔することは無いはずだ。