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ロキシー・ミュージックの話、あれこれ

ロキシー・ミュージックの話、あれこれ
最近、バンド時代のロキシー・ミュージックを、なんとなく順番に車で聴いていたりしたのだが、最後のライブ盤「VIVA!ロキシー・ミュージック」を聴いていて「あれ?」と思った。2曲目の「パジャマラマ」が、今まで聴いたCDの中に無かったからだ。しかし、アナログ時代この曲のスタジオ録音は聴いた覚えがある・・・・
調べてみたらこの曲はアナログ時代シングル発売のみであった。
ではなぜスタジオ録音を聴いた覚えがあったか。
アナログ時代、所有していたロキシー・ミュージックのアルバムは上記のライブ「VIVA!ロキシー・ミュージック」と4th「カントリー・ライフ」そしてアナログ時代のみのベストアルバム「グレイテスト・ヒット」で、その「グレイテスト・ヒット」に「パジャマラマ」が収録されていたのだ。
実は、ブライアン・フェリーの「トーキョー・ジョー」がドラマで使用されてヒットした時にでたブライアン・フェリー&ロキシー・ミュージックのベストは買っていたのだが、それにも「パジャマラマ」は収録されていなかった。
ので、急遽「パジャマラマ」が収録されているバージョンのベストをユーズドで注文した。
ついでと言っては何だが、ユニット時代のロキシー・ミュージックは、ジョン・レノンの「ジェラス・ガイ」のカバーのライブ・バージョンを聴くために「ハート・スティル・ビーティング」は買ったのだが、他の3枚は未所有だったので注文してしまった。
なぜ、ユニット時代のロキシーを持っていなかった、というと、個人的にはロキシーの肝はジョン・ガスタフソンのベースでありポール・トンプソンのドラムである。ロキシーの問題点はベーシストが固定しなかった事であり、そこらへんブライアン・フェリーの責任として糾弾されるべきであろう。そんな中、3rdから5thまで、スタジオ盤のみながらある程度固定化していたジョン・ガスタフソンの功績は偉大なるものがあったと思う。
私がアナログ時代にライブやベスト以外で持っていたのが「カントリー・ライフ」だけだった、というのは何よりも「スリル・オブ・イット・オール」と「アウト・オブ・ザ・ブルー」という、ベーシストにとってのキラー・アイテムが収録されていたからだ。
ところが、ライブになるとフェリーは酒場あたりでたまたま見かけたジョン・ウェットンに「そうそう、こんどツアーがあるんだけど空いてる?空いてたら頼むよ」といったノリでベーシストを決めていた(ジョン・ウェットンの言)
ジョン・ウェットンはマイ・フェバリット・ベーシストである。フェリーのソロ・ツアーの日本でのNHKスタジオ・ライブの素晴らしさは以前書いたし、やはりスタジオで収録されたPV的な「オール・アイ・ウォント・イズ・ユー」は、ジョン・ガスタフソンを凌駕している。しかし「VIVA!」における「アウト・オブ・ザ・ブルー」にはあきれてしまった。せっかくジョン・ガスタフソンが構築した曲としての「ノリ」が台無しになってしまっている。(この曲に関しては「ハート・スティル・ビーティング」でもがっかりした。ほんとにフェリーはこういうところだけはセンスが無い、というか自分の役目ではないと思っている節がある)
というわけで、ユニット時代のロキシーに興味が無かった、という長い話であった。