シベリウス 交響曲第１番
ヴァンスカ指揮 ミネソタ管弦楽団（2013）
シベ１ついては以前こう書いた。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/05/15/050404
旧盤は推進力抜群と書いたが、新盤はさらにテンポが若干速い。だからと言って推進力が増したというわけではない。推進力を含めて、この曲の持つキャッチャーさを根こそぎ削ぎ落とした、本当にストイックな演奏で、この曲がこんなにさらっとしてていいのかな、等と思ったりする。
シベ１として第１に推す演奏では無いかも知れないが、この曲がこんな面をもっているのだ、と思い知らされる好演である。
