チャカロフのチャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」

チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」
エミール・チャカロフ指揮 ソフィア祝祭管弦楽団(1988)
エフゲニー・オネーギン:ユーリ・マズロク
タティアナ:アンナ・トモワ=シントウ
レンスキー:ニコライ・ゲッダ
オリガ:ロジッツァ・トロエーヴァ=ミルチェーヴァ
グレーミン公爵:ニコラ・ギュゼレフ

馴染みのある歌手で聴きたいとおもったが、そういう録音は独語盤だったりする・・・・入手しやすかったのがこれだった。チャカロフは知らなかったが早世が惜しまれるブルガリアの指揮者とのこと。(ボリスがえらい高値がついてる!)
さて、そのチャカロフの音作りだが、抑制の効いたロマンティシズムというか、品の良い鮮烈さというか、褒め言葉になってないかもしれないが、それが実に心地よい。他の録音も聴いてみたくなる。
歌手陣も(トモワ=シントウとギュゼレフは個人的には好みではないが)標準以上なので、先日フリードマン盤を標準盤として推せるか、と書いたが、こちらの方が標準盤として推せる。