ジョージ・マレイのベース

ジョージ・マレイのベース
アナログ時代、グラム・ロック期のデヴィッド・ボウイにはあまり興味が無く、ロバート・フリップが参加した!という事で買ったのが「ヒーローズ」(「英雄夢語り」って邦題はあまり好きじゃないなあ)そして、直後のライブ「ステージ」廉価シリーズで出ていた「スペイス・オディティ」あと、記憶があやしいが、当時のベスト盤、そしてCD時代になって、やっと「ロウ」を買った。
最近「10年ぶりの新作」という話題があったので、この際だから最新のベストCD3枚組を買ったのだが、「ステージ」で、感動したがスタジオ盤を聴いてちょっとがっかりしたものの、再度聴きたかった「ステイション・トゥ・ステイション」が収録されていなかったので、こちらも最近買ってしまった。で、ここまでが前置き。
その「ステイション・トゥ・ステイション」から「スケアリー・モンスターズ」まで、ボウイのバックでベースを弾いていたのがジョージ・マレイで、当時から、重たくてセンスのあるベースだな、とは思っていた。
やっと最近調べたら、黒人のファンク系の人のようで(当時のドラムも黒人)その人が、またよくベルリン3部作に適応したな、とか、いや、だからこそあの独特のサウンドが出たんだな、等と納得したりした。
私は、今でもお気に入りの曲に合わせてベースを弾くのだが、デヴィッド・ボウイの曲で、唯一合わせるのが「ヒーローズ」のラスト・チューン 「アラビアの神秘」 (The Secret Life of Arabia)(この邦題もなんだかな)で、ジョージ・マレイのベースに注目して聴いていただきたい。