チャイコフスキー 劇音楽「雪娘」

チスチャコフ指揮、ロシア国立管弦楽団 同合唱団(1994)
ナタリア・エラーソヴァ(メゾ・ソプラノ)
アレクサンデル・アルヒポフ(テノール
ニコライ・ヴァシーリエフ(バリトン

オストロフスキーの戯曲「スネグーラチカ(雪娘)」に音楽を付けたチャイコフスキー33歳の時の作品。この戯曲を元に、後にリムスキー=コルサコフがオペラ化している。
あらすじは(コピペですいません)

春と冬の精の間に生まれた雪娘は、太陽の神の怒りを買い、春を遠ざけてしまいます。
冷たい心をもつ雪娘が、人間の世界で愛を知り最後は溶けて消えてしまうと言う物語。

とのこと。

合唱、独唱付きということで、CDで聴く分にはちょっとしたオペラとしても楽しめる。なかなかにキャッチャーな仕上がりで、ネット上での隠れた名曲という評価もうなづかされる。しかし、他の人口に膾炙したチャイコフスキーの曲のように、一回聴いたら耳から離れないメロディ、といった境地には至っていない。